記録認定への道

手順

日本記録認定証

日本記録認定証

世界記録認定証

世界記録認定証


JGFAは、会員による日本国内で釣り上げた魚の記録申請をIGFAルールにしたがって審査し、日本記録として認定、保存・管理します。
公認された記録は、JGFA YEAR BOOK(年鑑)、JGFA NEWS(会報)、ホームページなどで公表されます。世界記録の可能性がある場合、JGFAはIGFAに申請の手続きを行います。

1.認定資格を得よう

【申請資格】

●すべての部門において、日本領土及び専管水域(200カイリ)内で釣った魚の記録申請は、釣った日から30日以内にJGFA事務局に受理されなければいけません。
 ただし、離島など交通の便の悪い遠隔地からの申請や、何らかの理由があって申請書の提出が遅れる場合には、その旨を示した文書を提出し、JGFA審査委員会がやむを得ない事由と判断した場合は、30日間の延長が認められます。

●ラインクラス部門=釣った時点ですでに会員登録してある方
         (ただし、サポート会員を除く)
 オールタックル部門=JGFA会員および会員以外
 ジュニア部門=ジュニア会員のみ

【申請料】

JGFA会員は無料(サポート会員を除く)
会員以外の申請料は、10,000円/件(入会費用含む)となります。
サポート会員の申請料:6,000円

 申請された記録が残念ながら失格になった場合も、申請料の払い戻しは致しませんのでご了承ください。


●振込先
 みずほ銀行 恵比寿(エビス)支店 普通 3139964
 特定非営利活動法人ジャパンゲームフィッシュ協会
 トクヒ)ジヤパンゲームフイツシユキヨウカイ

※会員以外の方は申請料にレギュラー会員の入会料金が含まれています
 記録申請用紙の情報を元に入会手続きを致しますので、正確に記入してください

※ラインクラス部門を狙う方は、先に入会してください。

※IGFA世界記録申請には、別途IGFA会員登録が必要です。(2020年より)
世界記録申請する場合、JGFA会員登録だけでなく、IGFA会員登録が必要となります。
この場合、下記のうちいずれかを選択し、記録申請する際に送金していただくようお願いしております。
・IGFAデジタル会員(年会費3000円)
・一般個人会員(年会費5000円・年鑑、会報などが届きます)

★世界記録申請には、上記のIGFA会員登録のほか、世界記録申請料(世界記録申請料およびJGFAでの記録申請書翻訳サービス、申請書類一式の送料、IGFAとの記録申請に関する英語でのやりとりなど100ドル相当)はJGFA会員サービスとして従来通りJGFAで費用負担しておりますが、今後はこの申請料に関しても全額ではないものの有料となる可能性が検討されております。
★日本記録申請だけでしたら上記の費用は発生しません。

2.狙いたい魚の部門と現時点の記録を確認

【重さ部門】

ラインクラス部門(釣った時点でJGFA会員であること)

・ライン強度ごとに認定
・対象魚と最大のラインクラスが限定されている
・男女別
・世界記録:海水・淡水・フライフィッシング
・日本記録:船釣り・岸(磯)釣り・淡水・フライフィッシング
 
現在の記録は▶こちら
 
オールタックル部門(サポート会員、非会員は申請料が必要)

・全ての魚種が対象(例外もある)
・その魚の最大重量魚のみ
・男女混合
現在の記録は▶こちら
 
ジュニア日本記録(ジュニア会員)

・オールタックル部門のみ
・日本記録:16歳以下の1部門
      すべての魚種が対象
・世界記録:10歳以下、11~16歳以下の2部門
      魚種はラインクラス世界記録対象魚と同じ
・男女別あり
 
現在の記録は▶こちら

【長さ部門】

オールタックル・レングスレコード

条件
・IGFA専用メジャー使用
・直ちにリリースする
 
日本記録部門、世界記録部門があり
それぞれ対象魚と申請可能な最小の長さ、写真の撮り方が決まっている

現在の記録は▶こちら
  部門 認定 対象魚 最大ラインクラス 申請できる魚の最低重量 男女別 船上での計量
重量部門 ラインクラス海水部門 ライン強度ごとに認定 JGFAが指定した魚種 魚種により違う     (該当個所を参照) 1ポンド(453g)以上 あり 不可
・船釣り
・岸釣り
ラインクラス ライン強度ごとに認定 JGFAが指定した魚種 魚種により違う    (該当個所を参照) 1ポンド(453g)以上 あり 不可
・淡水部門
ティペットクラス ライン強度ごとに認定 JGFAが指定した魚種 10kg(20lb)以下 1ポンド(453g)以上 あり 不可
(フライ)部門
ジュニア日本記録 その魚の最大重量魚のみ 日本国内で釣ったすべての魚種 60kg(130lb)以下 1ポンド(453g)以上 あり
(16才以下)
オールタックル日本記録 その魚の最大重量魚のみ 日本国内で釣ったすべての魚種(例外もある) 60kg(130lb)以下 1ポンド(453g)以上。 なし 不可
ただし、その魚種の最大と思われるものの1/2以上
長さ部門 オールタックル その魚の最大長魚のみ
専用メジャー使用
直ちにリリース
JGFAが指定した魚種 60kg(130lb)以下 魚種により最低長の設定あり なし
・レングス部門(長さ記録)

【記録更新とタイ記録】

現在の記録が・・
  1. 11.33kg(25lb)未満の場合
     現在の記録より少なくとも 56.69g(2オンス)の付加重量が必要です。
  2. 11.33kg(25lb)以上の重量がある場合
     現在の記録より0.5%以上の付加重量が必要です。
     (例:45.35kgの記録を更新するには、45.35kgx0.005=226.7g(8オンス)以上の付加重量が必要です。)
  3. タイ記録
     釣った重量が現在と同じか、またはそれ以上であっても差が付加重量以内の場合はタイ記録とみなされます。釣った魚の重量が現在の記録と同じか、または差が付加重量以内の場合釣り上げた魚が同一人物による既存記録とタイになるためには、既存記録を最低28.35g上回っていなければならない
【日本記録の対象魚について】
  • 記録申請魚の最低重量は、ラインクラスの1/2以上であることが望ましい。ただし、最大と思われる重量がこの基準に達しない魚種の場合はこの限りではありません。
  • アカメ、イトウなど環境省・レッドデータブック記載種はリリース前提での申請受付となります。
  • コクチバスなどの外来魚の申請は外来生物法の規定にそって受け付けます。
    外来生物法では規定していないキャッチ&リリースについては、各都道府県でこれを禁じている水域もあり、持ち出しを禁止しているケースもありますので、これらに従うことといたします。 (2016年7月5日JGFA理事会決定)

3.最新のIGFAルールを確認する

IGFAルールとは、International Game Fish Associationが世界記録を認定するために定めた世界共通、唯一の「アマチュア釣りのルール」です。魚と人とが1対1でフェアにファイトするよう定められています。このルールに従って釣られたものだけが、日本(世界)記録として認定の対象となります。
失格になる人も多くいますので、釣り具や釣り方に関する規定をよく読んで、しっかり理解しましょう。
 

【IGFAルールの確認方法は2つ】

①JGFAホームページ
IGFAルールの確認は▶こちら
 
②JGFAイヤーブック
全会員(サポート会員を除く)に無償で配布
サポート会員や非会員には1冊1,000円(税込)で販売
購入は▶こちら
 

4.記録の準備をしよう

【ハカリ】

  • どのようなものでも可能
  • 写真撮影した際に目盛りがはっきり写ること
  • 正しい精度が保たれていること(釣った時点からさかのぼって1年内に精度確認を受けていること)
  • 受けていない場合、直ちに精度確認を受けること
※秤量50kg以下のハカリで、宅急便などで送れるものは、会員に限り精度確認を無償(返送時は着払い)で行っています
 

【メジャー】

  • 重量部門でも記録申請書に魚の全長、叉長、胴回りを記入する欄があります
  • 長さ部門では、IGFA指定メジャーでの計測が必須です
IGFA専用メジャーの購入は▶こちら
 

専用メジャー8,000円(税込)


5.記録を正確に撮影しよう

【アングラーと釣り具の証明】
●釣り人と釣魚および使用した釣具(ロッド、リール、ルアーなど)の写真
・背景は魚やタックルが鮮明に見える場所を選ぶ
・釣具は、別撮りも可能
 
●ルアーの場合:ルアーおよびフックの配列が分かる写真(長さが分かるようにメジャーを添える)
●フライの場合:フライを付けたまま提出
●エサ釣りの場合:フックを2本使用したら、仕掛けの写真またはスケッチ(仕掛けの1番下のハリ末端までがリーダーの長さに含まれる)

【重さ】

ハカリの写真は、船上や浮桟橋等、地面に固定されない不安定な場所で撮影したものは認められませんのでご注意ください。
「全体重量―風袋=魚の申請重量」としますので、以下の写真が必要です。
 
●「0.00㎏」表示状態のハカリ
●風袋(ネット、ロープ、板、フック等)の重量
●計量中の魚・全体の場面
 ・魚が地面に接着していない様子が確認できる
 ・できるだけシンプルな背景
 ・風袋込みの総重量を表示で確認できる
●計量中のハカリ目盛りの拡大写真
 ※目盛りが明確であれば不要

【長さ】

●平らな場所で真上から撮影した魚体の全体写真
 ・魚は通常の形を保つ
 ・メジャーを置くことを推奨
●魚種判定のため頭部、尾部、各鰭を広げた写真
 
●レングスレコードの場合
 ・メジャーの上に魚を乗せ、前端から尾ビレ末端の中心位置までを測る
 ・魚の頭部と尾部を写した写真
 ※キャッチ&リリースを前提としていますので、船上の計量も許されており、写真の要件も簡略化されています。
※ご提供いただいた写真は、当協会の印刷物(ポスター、パンフレットなど)やホームページ、SNSなどに使用することがあります。

6.提出物の準備

【記録申請用紙】

●記録申請は、釣った日から30日以内にJGFA事務局に受理されなければいけません。ただし、離島など交通の便の悪い遠隔地からの申請や、何らかの理由があって申請書の提出が遅れる場合には、その旨を示した文書を提出し、JGFA審査委員会がやむを得ない事由と判断した場合は、30日間の延長が認められます。

●各項目は全て記入。使用しなかったとき、該当しない場合は「使用せず」または「なし」と記入する。
 チェック欄□への記入も忘れないようにしましょう。
●提出書類に不備がある場合、失格になる可能性がありますので、よくご確認の上ご提出ください。

【記録申請用紙】
プリントアウトしてご利用ください
記録申請用紙

記録申請用紙 (698.9KB)

PDFファイルをご覧になるには、Adobe® Reader®が必要です。

【ラインサンプル】

●提出するラインサンプルは、以下の要件を満たしましょう
・実際に使用したラインであること
・ダブルライン、ショックリーダーなどを使用した場合、必ずシングルラインと連結した状態で段ボールに巻く
・提出するシングルライン(道糸)は最低5メートル。世界記録に相当するような場合は10メートル
・氏名、ラインクラス、魚種名、重量などを記入

●フックの配列が分かる写真、またはスケッチが必要です
●絡んでいたり、容易にほどけないラインサンプルは受け取りません

7.提出物の確認と注意

漏れがあると、失格になる場合があります
しっかりチェックしましょう

□IGFAルールを確認した
□モリやヤスで突いていない
□記録申請書に空白が無い
□リーダーの長さや強度も記入した
□漏れがあると、受理されない場合があります
□釣り人と釣具写真
□重さの記録写真
□ハカリの精度確認が済んでいる
□長さの記録写真
□魚種判定に有用な写真
□ラインサンプルが、絡まっていないか、容易にほどける状態か
□申請期限以内か、釣った日より30日以内​​​にJGFA事務局あて送付
 (記録申請用紙、写真はメール添付、オンライン申請も可)

※実際にあった事例より作成しています
 

8.審査

記録審査は毎月1回、原則第一火曜日に実施されます(年末年始など除く)。
通過すると見事日本記録認定です★
 

9.認定結果の通知

●審査結果が郵送され、認定証が授与されます。
●まずホームページのJGFA日本記録リストにて発表されます。その後、SNS、会報、イヤーブックなどに掲載されます。
●認定者限定のグッズが購入できます(下記一例です)
 ・ジャパンレコードホルダー・ステッカー(2枚1セット 1,000円)
 ・日本記録ワッペン(2,000円/枚)
 ・認定証の額装(15,000円)
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