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夏を感じる蒸し暑さの中、第35回JIBTは初日を迎えた。
海上ではこの時期らしく視界の悪いエリアもあるものの、水温28℃台の潮が差し込むなど、かなりの好条件。各艇がそれぞれの戦略に沿って例年よりも多くのトーナメン海域に分散し、ファイトを繰り広げた。
今年のファーストストライクは、オーシャンマジック・アメニティー。このクロカジキはタグ&リリースされたものの残念ながら失格となったが、その雪辱をオーシャンマジック・シールズが果たし、9:02にクロカジキ推定100kgにタグ&リリースを決めてファーストマーリンの誉を得ることとなった。
その後はコンスタントに釣果が続き、11時台からは1時間あたり10回近くのヒットコールが聞かれる状態がストップフィッシングまで続く。
7月26日の初日最後を飾るストライクコールが終了直前の14時59分にファンタジアから発せられるまで、実に43回のカジキのストライクがあり、タグ&リリースが14尾、キャッチが4尾の計18尾が審査の対象となった。このうち残念ながらタグ&リリースの2尾が失格となったものの、残り16尾が有効と認められた。初日にポイントを挙げたチームの釣果は各チーム全て1尾となっている。
キャッチの結果を待つ間、暫定的には30ポンドラインでクロカジキにタグ&リリースをしたチームボニータとフォワードが300ポイントで並ぶと思われたが、帰港した片倉ボートFCが持ち帰ったのは50ポンドラインで釣り上げた206.3kgの堂々としたシロカジキ!
この結果、309.45ポイントとなった片倉ボートFCが僅差で2チームを上回り、初日の首位となった。
今年は天候や潮に恵まれた状態が大会期間を通じて続くと思われるため、2日目以降もかなりの釣果が期待できそうである。
※下図カジキマークはタグ&リリースもしくはキャッチ、■はバラシもしくはストライクのあったポジション
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