2010年版のJGFAイヤーブックでご紹介したように、大原・山正丸で谷脇正一（たにわき・まさかず）さんが釣った49.50kgのヒラマサがこのたび世界記録に認定されました。この記録は、昨年の10月24日に釣られ、日本記録審査後、IGFAに2009年11月12日付けで申請されていたものですが、なかなか認定されなかったので、その理由をIGFAに問合せしたところ、
IGFAから、【ヒラマサに関して、学術的には世界で１種というのが趨勢であって、本来なら今あるIGFAの記録・イエローテール３種(サザーン、カリフォルニア、アジアン）の認定も１種とすべきだが今までのいきさつ上、
今後は、クロカジキが太平洋、大西洋に分けられているように、ヒラマサに関しては北と南の各半球にわけ、南半球のミナミヒラマサ（サザーン・イエローテール）、北半球のカリフォルニアヒラマサ（カリフォルニア・イエローテール）をそれぞれの代表として認定することにした。その結果、日本近海のヒラマサ（アジアン･イエローテール）は、カリフォルニア･イエローテールの中に含められることになった。この決定を下すのに時間がかかった】との連絡がありました。（2010年６月２２日のメールにて）
その結果、誠に不本意ながら日本のヒラマサは、北半球のヒラマサということで、カリフォルニア・イエローテールに統合される形となってしまったわけです。
日本のヒラマサファンにはとても残念な結果となりましたが、以上、お知らせ申し上げます。
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カリフォルニア･イエローテールとしてラインクラス
部門(男性・37kgラインクラス）およびオールタック
ル世界記録になった谷脇さんのヒラマサ49.50kg。 |
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