世界にカジキを追いかけて30年、「JGFAアンバサダー」でフェニックスFCの高橋一郎さんが昨年10月、カジキ100匹を達成。このほど、それを記念するパーティーを主宰。50名近いカジキ仲間が集まりました。
この大ベテランのカジキにかける情熱は今も衰えません。
当日記念品として配られたお土産には、カリブ海の小国、「セント・ヴィンセント」が発行したカジキの切手が額装されていて、包装の紐には彼の好きなアンデのライン、飾りに小さなカジキフラッグと、タグ&リリースフラッグがあしらわれているという懲りようでした。
素晴らしい記念品に感激です。
これからも世界一カジキの好きな、一郎さんの活躍を願っております。
(写真提供:野澤隆之さんほか)
★JGFA事務局より:高橋さんから、この日、パーティー参加の有志の方々から寄せられた10万円をタグ&リリース寄付金として頂戴いたしました。改めて、厚く御礼申し上げます。
以下に、記念品に添えられた高橋一郎さんの「あいさつ文」をご紹介します。
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ご挨拶
1979年7月、初めてのカジキ(バショウカジキ)をコスタリカで釣ってから早くも30年の歳月が経ちました。
サラリーマンとしての仕事の合間を見つけては内外のカジキを追いかけ続け、1991年9月には 世界で2番目のロイヤルスラマー(全9種類のカジキを制覇)となり、その後目標を見失ったこともありました。
それでもやめられない大好きなカジキ釣り、淡々と釣っているうちにいつしか100匹に近づいたため、短期の目標をその100匹に設定しました。
その目標達成のため、この度マレーシアのロンピンを訪れ、挑戦してまいりました。
2009年10月20日その日がやって来ました。豊饒の海のそこかしこに背鰭を現し妖しく誘うカジキの群れ・・・。その8匹目となるばしょうかじきにて終にその目標を達成することができました。
今後はこの100匹を通過点にし、新たな目標として70歳までに1000匹を達成しようと思っております。もちろん、大きな『夢』としての1000ポンドオーバーのマーリンも狙い続けて参ります。
この度日頃からご厚情を頂いている皆様に感謝のしるしとして記念品をお贈り致します。ご笑納下さい。
今後とも宜しくご指導ご鞭撻の程お願い申し上げます。
敬具
高橋一郎
<記念品についての説明とご注意>
私はカジキ釣りのみならず、世界中のカジキ切手を収集しています。
その中で私の最も好きなセントヴィンセントの切手を選びました。
まさにカジキフリークのために作られた様な、美しいデザインと
色調で纏められています。
切手は紫外線により退色してしまいますので、陽の当たる場所での
掲示は避けて下さい。
表についている(カジキの)携帯用ストラップはおまけです(笑)。 わたしは
紐を取ってペンダントトップにしています。 |
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カジキ100匹記念パーティーを開いた高橋一郎さん。
おめでとうございました。すごいですね。 |
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日本を代表するカジキ仲間がお祝いに駆けつけました。 |
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参加者に贈られた素敵な記念品とそれに
添えられた挨拶状。すべてに一郎さんの
カジキへの想いが詰まっています。 |
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記念品の額に入れられた、このカジキの切手シート
は本当にきれいです。一郎さんのセンスに最敬礼で
す。 |
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