岡田順三会長 様
TAKEO IZAWA "UKI"(伊澤武夫・KONA GFC/HAWAII)
我々Kona Game Fishing Miyake は、日本ではアマチュアのトローリングが禁止という時代に幸運にもハワイに移り住んで約35年になりますが、その間500本以上のカジキを頂きましたが、それでもそれは最初の9年ほど経ってからでしょうか。他のキャプテンの我々に聞いてくる質問の内容が今までのような真剣味のない質問から真剣な質問に変わってきたのです。
そのときには気づきませんでしたが、その後何年かして振り返ってみると我々の釣りに対するキチガイじみた行為をわかってくれたのでしょう。
毎年の天候を見て山の状態、雨の降り方、雪の降り方で釣りも変わります。 それは1年前から始まる翌年の釣果の目安です。
例えば今年は昨年の10月には山に雪が入って4月くらいまで残っていましたので、今年のHIBTはカジキは喰うぞと予感していましたので今年のHIBTでは40チームですから全体に魚が散らばってしまいダントツが難しいので、ラインブレークをしている事は出来ないから毎日1本ずつ確実にポイントを揚げる事に専念して行きました。
又潮の流れにしても、毎年、毎日、毎時、違いますのでやはり土地のキャプテンには海を見る目はかないません。
HIBTはハッキリとアングラーの大会にしているのは土地のキャプテンに最高のアングラーが乗船しても釣らせようと考えて出来たので、Mrs.Aoshimaも2年前は楽しめたのです。今年のHIBT50周年記念は全40チームが100本近いカジキを釣ってTagしての素晴らしい世界中のアングラーとの再会が出来ました。
コナのHIBTに参加しているキャプテンのうち93%は大きなプライドを持って、外から来るAnglerへのサービスをしています。 でも彼らがハワイ島以外から来てコナで本物のキャプテンになるには私の見た限り最低5年は掛かっています。 そしてそれもチャント英語を理解した上でです。あとの7%のキャプテンは、、、、?
今回のHIBTの衛星追跡Tagが一度に10本のカジキに打たれた事は大きな情報源になるでしょう。 今までは不定期にそれも1ヵ月くらいとかで比べる事の出来ない情報でしたがこの行動が解明するとそれに繫がる疑問が完璧には解けないが少しは判ってくるでしょう。
この経費は、全体で$1,000,000以上掛かっていますが、将来の多くの人々に何らかの参考になればとHIBTとその多くの参加者達はトーナメント以外の考えも含めて将来に何かを託す事で協力しています。
あと8本のカジキが未だ泳いでいますので、これから2月くらいまで楽しみです。
貴方(注:岡田会長)の言われるように、海外のトローリングで勝つのは最高のキャプテンを頼むか 自分がその土地に住むか、それが一番良いと思いました。 と言うのは貴方が十分にkajiki トーナメントをこなしてきたからいえる言葉と思います。
どうぞこれからも迷える子羊で楽しみましょう。
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★伊澤さんにはHIBTに参加する日本チームの現地でのコーディネーターを買ってでていただいております。
★来年の第51回HIBT日程:2010年8月2日〜6日
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記念すべき今年の50周年大会の優勝チームは
日本の「Kona Game Fishing Club ‐ Bellhope」
でした。 |
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