先日の4/15(座学)、4/19(実釣)と2日間にわたって「世界のエイゾー」こと丸橋英三さん(今年からJGFA副会長に就任)のほぼマンツーマンによる「JGFAスポーツフィッシングスクール・ボートからのシーバス編」が開校されました。
たいへん中身の濃い内容で、受講者の一人、青沼さんからは次のような感想が寄せられました。
次回のスクールではあなたもぜひ受講してみませんか。
【シーバスフィッシングスクールを受講して】 青沼増美
座学では・・・・
(1)東京湾のスズキの資源量のお話では、具体的な数値での説明でしたのでたいへん理解しやすく非常に参考になりました。特に釣り人が年間およそ300〜400トンも釣っているが、今ではかなりの部分がリリースされていて、そのおかげでスズキの数が減らずに釣りが楽しめている現状を理解できました。一般のアングラーの皆さんにもシーバスフィッシング=スポーツフィッシング、キャッチ&リリースの精神が浸透してきているのだなぁと思いました。
(2)JGFAの推奨するスズキのバッグリミットは、「50センチ以下1尾なら持ち帰ってもよい」というのですが、普通は「小さい魚は逃がしましょう」というのが一般的なのにへんだなぁと思っていました。でも、スズキの場合、50以上で産卵できる親になり、これ以上のサイズをリリースすることで子孫が補充でき、しかも、釣って醍醐味が味わえる大型魚を残すことができるのだという説明を受け納得できました。
しかも、80センチを超えるのに10年かかるというお話にはびっくりしました。
(3)ラインのノットも教えてもらいました。自分は今までリーダーをつけずにダブルライン直結派でしたが今回リーダーシステムの効用について説明を受け、実際にリーダーシステムを組んでみてノットがきれいに仕上がらないとキャスティングに影響が出ることを体験でき、船上で結びなおしを指摘され、ノットを練習するいいきっかけとなりました。
実釣では・・・・
(1)自分がシーバスフィッシングに行った際、素通りしていた場所にポイントがあり、とても参考になりました。一見、なんでもない岸壁でもボトムが駆け上がりになっているなど。時にはチャーターボートに乗ってみることもマイボートでの釣行の参考になるなぁと思いました。船長がJGFAの仲間であったのでなおのこと気を使わずに済み、楽しい時間を過ごせました。
(2)普段使っているタックルでもう少し飛距離を伸ばしたいと思っていたところ、指導されたとおり目線やロッドの振り幅を変えただけで飛距離を伸ばすことができて本当によかったです。リーリングスピードが若干遅いという指摘も受け、自分では気がつかなかったのでいい経験になりました。
全体を通して・・・・
座学では、丸橋さんの巧みな話術に引き込まれて聞き入ってしまいました。実技でも丸橋さんの人柄や理解しやすい説明、古山輝男さんや猶原正和さんのサポート、船長の福永雄海さんのボートコントロールなど、座学、実技とも自分が経験のない友人に教える際に参考になることばかりでした。もちろん自分自身の改善点も分かり、早く次の釣りで教わったことを試してみたいと思っています。終始和やかなムードで釣りができてよかったし、ご一緒に受講したルアーシーバス初挑戦の高橋さんがシーバスを釣ることができてしかもタグ&リリースまで経験できたことが何よりも素晴らしいと思いました。 |
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座学では、シーバスの生態、資源の大切さ、
ノットのキーポイントなどもり沢山。中央
奥にあるのがライン強度試験機。その気に
なれば自分の結んだノットの強度だって調
べられますよ。 |
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受講者の青沼さん(右)と高橋廣さん。高橋さんは
シーバスフィッシング初挑戦で10尾も釣れました。
経験者の青沼さんにとっても自分の釣りを見直す
いい機会になったようですね。 |
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高橋さんのキャスティングとルアーの引き方(リトリーブ)
にアドバイスを送る丸橋さん。 |
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スクール実釣編を終えて。サポートしてくれた古山輝男
さん(左端)、ボートを出してくれた福永雄海さん
(チャーターボート:シーバスキャプテン)と一緒に。 |
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