2003年7月13日 に兵庫・神戸市須磨沖で、JGFAタグ&リリースされた叉長23㎝の若魚が、約5年4ヶ月後の2008年11月23日に高知・土佐市の宇佐沖(通称横波スカイライン沖)で13.1kg(全長122㎝)の立派なブリになって再捕された。
このブリを釣り上げたのは、マイボート「オカムラ」で土佐カプラにマアジを掛けて狙っていた高知・高岡郡の釣り人、岡村満広さん(53=工務店経営)で「とにかく大きくて元気だった。タグは背に刺さっていました」と話している。
一方、タグ&リリースしたのは、大阪・富田林市のセブンシーズFCの西羅(にしら)晃正さん(37=会社員)で、当日24尾リリースしたうちの1尾だった。西羅さんは1997年から主にスズキ、ブリ類のタグ&リリースを続けていて、「スズキの再捕通知は5回あったが、ブリは初めて。そんな遠い所へ移動していたなんて…。大きく育っていて、とてもうれしいです」と再捕されたことに感激していた。
放流 | 再捕 | 年月日:2003年7月19日 | 年月日:2008年11月23日 | 位置:兵庫県須磨沖 | 位置:高知県土佐市宇佐沖 | 叉長:23cm | 全長:122cm 体重:13.1kg | | 再捕期間:1952日(約5年4ヶ月) | | 見かけの移動距離:250km | 釣りで捕獲し、タグ&リリース | 捕獲方法:一本釣り | 放流者:西羅晃正(セブンシーズFC) | 再捕者:岡村満広(高知県高岡郡) |

|
 |
これはイメージ写真です。このブリは重量6.80kgで全長82㎝。
今回再捕されたのは13.1kg、122㎝だからこれよりも全長が
40㎝も大きいことになる。 |
|
|
|