日本において、T&Rされたカジキが初めて再捕されました。
放流されたのは今年6月18日、BOL東日本が主催した「三宅島災害復興支援カジキ釣り大会・FURUNO NAVnet CUP」の初日でした。
この日、三本岳南でMOMO(キャプテン・富田倫治さん)がT&Rしたカジキが、7月4日、福島県沖でまき網漁船「第28寿丸」により再捕されたという連絡が入りました。
日本でのカジキ再捕は、我われの長年の夢であり、これにより、きちんと上手にリリースされたカジキは生きのびているという証明になりました。
日本のカジキ釣りに、新しい1ページが開かれたといえるでしょう。まずは“速報”として皆さんにお知らせします。
【放流データ】
魚 種 :マカジキ
タグNO :BF304721
放流日 :2005年6月18日
放流場所 :東京都三宅島三本岳南
水 温 :23.8度
重 量 :推定45kg
ボート名 :MOMO
キャプテン:富田 倫治
【再捕データ】
情報提供:福島県水産試験場 → 遠洋水産研究所 → JGFA
魚種 :マカジキ
標識番号:BF304721
再捕日 :2005年7月4日
再捕位置:145°05′E 37°20′N(福島県の東沖)
水温 :20.5℃
漁法 :まき網(purse seine)
船名 :第28寿丸(MGI−1763)
体長 :目の後ろから尾叉まで170.0cm
※下顎叉長は、下顎切断のため測れず
体重 :40kg
性別 :オス |
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これが今回マカジキに取り付けられたタグ(標識)です。
世界のどこで捕まっても報告が届くよう、世界的な規模で
展開している「ザ・ビルフィシュ・ファウンデーション
(略称:「TBF」本部・フロリダ)」のタグを採用しています。
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