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第9回サバロシーバスチャンピオンシップ・結果レポート


報告:助川 博也(サバロ)

去る2005年3月27日(日)第9回サバロシーバスチャンピオンシップが開催されました。
春のボートシーバス大会としてスッカリ定着し、また「2005年ライトタックルサーキット・関東」の第1戦ということもあって、ここ数年は100名超の参加人数で今大会は女性10名を含む106名の参加者があり、大いに盛り上がりました。

大会ルールはボートからの釣りで、IGFAルールに基づき、もちろんオールリリースでバーブレスフックを使用し、審査は個人単位で叉長60cm以上の1匹を競うというもの。簡単に言うと、一発大物を釣ったアングラーが優勝!というシンプル且つギャンブル性が高いルール。
最初の1投から最後の1投まで気が抜けないところがこの大会の魅力でしょうか。

この日は朝の内はベタベタのベタ凪。少しして南風がちょっと強くなりましたが、正にシーバス日和。
横浜タイクーンに30艇のチャーター、オーナーボートが集まり、5時30分スタートフィッング!
それぞれボートキャプテンの極秘情報!?を元に思い思いのポイントへボートを走らせます。
沖のバース周辺の深場狙い、京浜運河近辺のストラクチャー狙いはもちろん、千葉方面、海保周辺、猿島まで足を伸ばしたボートもありました。

大爆釣を演じたのは千葉側に走ったチーム。ジギングメインで入れ掛りだったそうです。反対に横浜・川崎近辺の沖のバース周りは反応がほとんどなく全船苦戦。ポツポツ程度でした。

京浜運河近辺で釣りをしたチームは口を揃えるように『追ってくるけど食わない』状態でボート手前まで80cmをゆうに超えるシーバスを追わせたチームもいましたがもう一歩でUターンだったそうです。前日の夜に相当数のシーバスがリリースされているのと澄み潮の影響もあるのかも知れません。

結果、106名参加で294匹のシーバスがリリースされました。特筆すべきは、最年少選手としてエントリーしていた8歳の女の子が、なんとなんと!ちゃんと自分の力でキャストし、シーバスを見事にゲットしたことです。
魚がちゃんといてくれさえすれば、誰にでも釣りが楽しめる事を8歳の女の子が証明してくれ、東京湾シーバスの懐の深さを知った1日でした。

最後に参加者の皆さん、ご協賛頂いたメーカー様、この場を借りてお礼申し上げます。
ありがとうございました。



【大会結果】
・ 日程 3月27日(日)大潮
・ 場所 東京湾一帯
・ 参加人数 106人
・ C&R総尾数 294尾
・ 60cm未満263尾 60cm以上〜70cm未満25尾 70cm以上〜80cm未満6尾 80cm以上0尾
・ 優勝 Flat Field 平田将士 77.5cm 京浜運河 ボート(B1ダイバース小倉孝道キャプテン)
・ 2位 アッパーズ 野本修司 76.5cm 根岸湾 ボート(マウロア 伊藤伸生キャプテン)
・ 3位 フライングフィッシュA 平田満 74.0m 木更津 ボート(プレアデス 堀江良介キャプテン)
・ レディース大物賞 サバロゆうゆ 森田友子 69.0cm ボート(シーバスキャプテン 福永実一キャプテン)
・ 最多リリース賞 フライングフィッシュA 藤原由佳 25尾 ボート(プレアデス 堀江良介キャプテン)
最年少アングラーの小山雛子ちゃん(8歳)。ちゃんと自力
で釣ったんですよ!
ダブルヒット!この笑顔!!サイコーです!!!
優勝のFlat Field平田将士さん(前列中央)と入賞者の皆さん。