【山陽シーバスミーティングSYNCHRO‘03】
報告:浅井克凡(SKID&ACID中国地区代表、タグ&リリース推進委員)
●大会名:「山陽SBM(シーバスミーティング) SYNCHRO‘03」
●開催日:2003年11月8〜9日(土〜日)
●主 催:JGFA所属クラブ・「LOOP」 (代表:嶋田仁正)
●後 援:JGFA
●協力ショップ:パゴス(八木/五日市/岡山店)・FEED(広島)
●協賛メーカー(順不同):TIFA・ウエダ・モーリス・ハンプコーポレーション・双進(リバレイ)・オーナー・
アングラーズリパブリック・ゼニス・タックルハウス・セラ・エフテック
●開催地:広島市および山陽地区
●参加人数:26名
この度、山陽地区で初めて行われたオールリリースの大会、山陽SBM(シーバスミーティング)。
“SYNCHRO”
という、全国でリリースに関する大会やイベントを同日11月8日に一斉に開催してみようという試みに賛同し、開催されました。
主催は広島地区で活躍中のLOOP代表の嶋田氏を含む多くの同チームメンバーや、チームパゴスの方々の手によって開催され、自分達SKID&ACIDのメンバーは運営や会場の設営などのフォローにあたりました。
今大会の趣旨として、山陽地域のシーバスを取り巻く環境やアングラーのレベルの向上、リリースや、マナーの問題などに関してのミーティングを行いたいといった感じでスタートし、大会終了後のセミナーとして、京都大学大学院・海洋生物増殖学研究室にてタイリクスズキの研究をされている井関智明氏にタイリクスズキに関する講演をお願いし、現時点での研究成果等、我々アングラーレベルとは違う専門機関での大変貴重な研究成果を発表していただきました。その後、私がJGFAタグ&リリース推進委員として、タグ&リリースの楽しさ、リリースの必要性などに関してJGFAの過去のデータをもとに、例えば、タグ&リリースされた個体で、数ヵ月後全く同じポイントでキャッチされた例や、同じ個体が2度再捕された例、大きいスズキの成長速度の遅さや、それと比較して、ブリやカンパチ等の青物の成長の速さ等の簡単な講演を行いました。
釣りに関しては、すべてオールリリース、デジカメによる申請で、大会本部にて集計するといった形式で行われ、
参加人数はLOOP、SKID&ACIDのメンバー、協賛して下さったショップの方々、一般参加の方々をすべて併せて26名の参加となり、釣りをした方もいれば、全くロッドを握らず一夜を語り明かした方もいて、それぞれが今大会を楽しみました。優勝の松尾氏にはロッド等の豪華賞品が送られ、そのほか、参加メンバー全員はもちろん、大会終了時に大会会場にいる参加者の家族すべてが、じゃんけん大会に参加し、各自それぞれたくさんの賞品をもらい、満足していました!
大会期間中にキャッチされたシーバスは最大で84cmを含む6本、そのうち3本の個体はタグ打ちされ、すべての魚が元の流れに戻って行くという結果に終わり、自分達としては、やって良かった!という感想で幕を閉じました。今後、山陽地域で、このような大会やミーティングを行うことにより、意識の高いアングラー同士はもちろん、これから伸びていってほしい若いアングラー達との交流のきっかけになる場として続けていければと思います。
【大会結果】 優勝 松尾氏 84cm(広島県)
2位 小川氏 77cm(広島県)
3位 重森氏 73cm(広島県)
1.京都大学大学院の井関智明さんにタイリクスズキ
について講演をしていただきました。
2.タグ&リリース推進委員をしてます私、浅井克凡
から瀬戸内海地方のスズキを中心にタグ&リリース結
果をご報告させてもらい、皆さんの興味の増進とご協
力をお願いしました。
3.松尾さん、優勝、おめでとうございます。
4.瀬戸内海の明日のスズキ釣りを支えていただく皆さんと
一緒に記念撮影。