北海道積丹半島で放流されたブリが相模湾で再捕!
2015年4月27日、神奈川県二宮沖(相模湾)の定置網に叉長83cm(全長89㎝)のブリがかかり、JG-51151の標識がついていたと(有)二宮漁場の方より連絡がありました。放流データを調べたところ、このブリは2013年9月28日に北海道・積丹半島の神恵内沖で山口晴由さん(クラブゴールデンドリーム所属)が叉長55㎝で自分のボートで釣ってタグ&リリース(以下T&R)したものとわかりました。
北海道、しかも日本海側のブリが太平洋側で再捕されたのは当協会の会員がタグ&リリースしたブリとしては、はじめてのデータとなりました。
その移動経路を、図-1に示しました。
移動経路は放流地点と再捕地点を最短距離で結びましたが、2015年4月1日に九州五島列島沖で再捕されたブリも積丹半島沖でT&Rされたもの(https://www.jgfa.or.jp/news/tr/p000680.html)
でしたので、九州を回りこんで太平洋側に回遊したことも考えられます。そうしますと見かけの移動距離は2900km近くとなります。
北海道、しかも日本海側のブリが太平洋側で再捕されたのは当協会の会員がタグ&リリースしたブリとしては、はじめてのデータとなりました。
その移動経路を、図-1に示しました。
移動経路は放流地点と再捕地点を最短距離で結びましたが、2015年4月1日に九州五島列島沖で再捕されたブリも積丹半島沖でT&Rされたもの(https://www.jgfa.or.jp/news/tr/p000680.html)
でしたので、九州を回りこんで太平洋側に回遊したことも考えられます。そうしますと見かけの移動距離は2900km近くとなります。
図-1.北海道積丹半島沖でタグ&リリースされたブリが太平洋岸の神奈川県二宮沖(相模湾)で再捕されました。
北海道積丹半島沖でブリをタグ&リリースする山口晴由さん(クラブゴールデンドリーム)