(訃報)岡田順三 JGFA名誉会長の逝去について



ジャパンゲームフィッシュ協会の創立者の1人であり、名誉会長を勤めていた岡田順三さんは、2024年4月13日、闘病むなしく永眠されました。生前のご厚情に深謝し、ここに謹んでお知らせ申し上げます。

すでに通夜および葬儀は、港区芝の宗光寺において近親者を中心に執り行われており、訃報のご連絡も法要後とさせていただきました。ご多忙の中4月18日に協会事務所にお立ち寄りいただいたご子息の岡田忠寛さまからは「JGFAの皆様には、父も私もたいへんお世話になりました。これからも、よろしくおつきあいのほどをお願いいたします」とのお言葉を頂いております。

ハワイ州コナで開催されているハワイ国際カジキ釣り大会 (HIBT) を範として、岡田順三さん、大西英徳さんらが1979年に立ち上げた「JIBT 国際カジキ釣り大会」は、スポーツフィッシングの世界基準を採用して海外からもゲストが集まった日本初の大会となり、その歴史は現在に至ります。昨年もチャーターボートで参加され、楽しまれていた姿が思い出されます。

学生時代から釣りに親しみ、磯釣りが全盛を迎えた1970年代初期から大物釣り師として頭角を現した岡田順三さんは、1000ポンド (453kg) オーバーのカジキを釣った最初の日本人として世界に知られており、アマチュアの理想像を追求・提唱した才能あふれるジャーナリストでもありました。


心よりご冥福をお祈りいたします。


JGFA会長 長鋪 毅一郎