IGFAルール・近年の変更部分紹介・(1)「ラインサンプル提出の長さ変更」
IGFAルール・近年の変更部分紹介・(1)「ラインサンプル提出の長さ変更」
近年のIGFAルール変更とその内容について、「JGFA会報2020年秋号p-6~8」にて、8項目にわたってご紹介いたしましたが(一番下のpdfにてご確認いただけます)、それらに関連して、また「電動リール」に関しまして以下のように追加変更がございましたので順次、ページを改めましてご紹介いたします。
なお、これらの変更記載に関しましては、本年5月末日発行の「2021年JGFAイヤーブック・IGFAルールページ」に反映いたします。
(1) IGFAルール「ラインサンプル提出の長さ変更」
(2) ドロッパーフライの条件付き変更(別ページでご紹介いたします。)
(3) 電動リールに関する条件付き変更(別ページでご紹介いたします。)
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(1)IGFAルール「ラインサンプル提出の長さ変更」
2017年4月より、IGFAルールのうち、「海と淡水のフィッシングルール」→「釣具の規定」 → 「A.ラインおよびバッキング」の第4項が以下のように変更された。
4.「使用するラインのクラスは、ダブルライン、リーダーないしフックに接続された先端部分5メートルの破断強度で、決定される。」と変更され、これに伴い、「記録認定に関する諸規則」→「ラインおよびティペットサンプル」の記述も変更された。
【変更前】
「海と淡水のラインクラス記録の申請は、使用したリーダーとダブルラインの全部、およびダブルラインかリーダー、フックに最も近いシングルラインを少なくとも15.34m(50フィート)添えなければいけない。(ただし、日本記録と世界記録の両方を兼ねる場合はJGFAとIGFAでそれぞれラインブレークテストを行うので、シングルライン部分は25m以上とする。)
※上記のアンダーラインの部分が以下のように変更された。
【変更後】
「海と淡水のラインクラス記録の申請は、使用したリーダーとダブルラインの全部、およびダブルラインかリーダー、フックに最も近いシングルラインを少なくとも5m(16.5フィート)添えなければいけない。(ただし、日本記録と世界記録の両方を兼ねる場合はJGFAとIGFAでそれぞれラインブレークテストを行うので、シングルライン部分は10m以上とする。)
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★JGFA会報2020年秋号p-6~8・近年の「IGFAルール変更の歴史」のページはこちら: