【タイリクスズキのオールタックル部門への申請を受け付けます。(2020年4月1日以降釣ったものより)】
【タイリクスズキのオールタックル部門への申請を受け付けます。】
タイリクスズキ
英名: SEABASS, Chinese
学名: Lateolabrax maculatus
タイリクスズキについては、従来、正式な学名が定まっていないということから記録申請の対象から除外されていましたが、近年では研究が進み、正式に学名としてLateolabrax maculatusが採用されています。
IGFAの2019年版の年鑑でも「チャイニーズ・シーバス」としてオールタックル部門への申請を促すような記事が紹介されていました。
そこで、JGFAとしてもタイリクスズキについて2020年4月1日以降釣ったものより、オールタックル部門、および、10ポンドシーバスクラブ、年間フィッシングコンテストの対象として申請を受け付けることになりました。
★ただし、ラインクラス部門の対象とはなりませんのでご注意ください。
★日本記録等の申請方法についてはこちらをご覧ください。
https://www.jgfa.or.jp/record/entry/
しかし、スズキとタイリクスズキについてはたいへん似ているため、魚種の見分けに十分な注意が必要です。
見分けのポイントは以下のとおりですので、参考にしてください。
【タイリクスズキの見分け方】
(1)タイリクスズキは、スズキ(学名:Lateolabrax japonicus)よりも吻が短く、頭部の比率がスズキより小さく見え、頭部形状は丸みを帯びる。
(2)タイリクスズキは成魚になっても体側に黒斑が見られ、側線の下にも黒斑が現れる個体が見られる。
(3)未成魚のスズキ(全長25cm以下)にも黒班は見られるが、多くの場合、黒班は鱗と同大かそれより小さい。一方、タイリクスズキの黒班はスズキよりも大きく、黒班の多くは鱗より大きい。
(4)タイリクスズキは大型になると、この種の特徴である体側の黒班が消えてしまう個体が出現し、スズキと非常に見分けがつきにくくなることが知られている。その場合は、(1)の特徴で見分ける。
※とくに、(4)については注意が必要です。
タイリクスズキのWEB図鑑はこちらが参考になります。
https://zukan.com/fish/internal7
お問い合わせはJGFA事務局まで。
TEL:03-6280-3950 FAX:03-6280-3952 Eメール:japan@jgfa.or.jp
IGFA年鑑・2019年版に紹介されたタイリクスズキの記事