沖釣りもIGFAルールで」という故服部善郎名人（JGFA名誉会員）の呼びかけで始まったJGFA沖釣りサーキット。今年もその「第3戦カワハギ大会」が2019年11月17日、神奈川県小網代・丸十丸で開催され、14人が参加しました　この大会では、資源保全のためにバッグリミットを採用、バッグリミット以上釣れた分や小型はすべてリリースしています。

★一番下に今までの大会で釣れたカワハギのサイズ表があります。ここ数年、平均サイズが小さくなっているのがわかります。数、サイズとも回復すること期待して、バッグリミットを設けて釣りをされることをお勧めします。

【ご協賛】(五十音順・敬称略）
ご協賛まことにありがとうございました！
グローブライド(株)、(株）上州屋、(株）シマノ、(株）タックルベリー、（株）ツネミ、（株）釣りビジョン、（株）つり情報社、（株）天龍、（公財）日本釣振興会、(株）バリバス、マルキユー(株）、丸十丸
 　　　
【大会要項】
▼開催日　  　 2022年11月20日(日)　　受付開始6:30、出船7：20、沖上がり13：00
▼場所      　　神奈川県小網代「丸十丸」
▼審　査　　   18cm以上のカワハギ3尾までの総重量。
▼ルール　  　IGFAオールタックルルールに準ずる。 （ハリ数は2本まで）　
▼その他　   　バッグリミットは18cm以上、20尾まで。
▼参加人数　 14人

【当日の概況】
当日の天気予報は北東風が強く曇り、昼過ぎから雨ということでしたが風は強かったものの、雨にも降られず、アタリは十分取れる状況でした。
釣り場は小網代港沖の水深15～20mの根回りを攻めます。ただ、アタリはあるのですがなかなかハリガカリさせることが難しいこの釣り独特の状況で、なかなか釣果に結びつきません。
その中で左舷ミヨシから3番目の杉本晋之介さんがものの1時間ほどで検量サイズを3尾そろえ、絶好調！
一方、右舷大ドモの古宮正勝さんも検量サイズのカワハギをゲットしていきました。
しかし、全体では釣れるカワハギは少なく、そのたびに船長は潮周りを繰り返し、なんとか釣らせようと頑張ってくれました。

この結果、一番釣った人で9尾程度。規定の3尾そろえて検量に持ち込めたのは14人中3人でした。
帰港後は早速、検量。この結果、9尾を釣り、良型を3尾そろえた古宮正勝さんが総重量698gで優勝となりました。2位は3尾の総重量682gだった杉本晋之介さん、3位は3尾の総重量591gで浅野法子さんでした。浅野法子さんは、前回10/23のヒラメ大会で優勝しており、2戦連続で上位入賞を果たしました。すばらしいですね！
検量後は丸十丸さんのテラスをお借りしてなごやかな表彰パーティー。釣果は厳しかったですが和気藹々のうちに大会は無事終了となりました。

【優勝した古宮正勝さんのコメント】
スタートは底狙いでした。いろいろ釣り方を試しましたが、結果、小型と外道のキタマクラしか釣れません。底狙いをやめて、底から1～3mの宙層狙いに作戦変更です。
誘いを加えききあわせをすると、ガツンと良型がヒット！作戦成功です！24cmほどのキモパン良型を3尾揃えることができました。
ここからはサイズアップ狙いです。そして今日一番の大きなあたりがあり、大型がヒットしました…が、途中でバレました。しかも2度もバラシました。
気持ちを取り直してトライ！3度目の大型がヒットしました。心の中でやり取りは丁寧に！丁寧に！と唱えながら、上層まできたところでまたもやバラシ！
自動ハリス止めからハリスが抜けました。「逃した魚は大きい」と痛感しましたが、何より一日楽しい釣りができたことがうれしかったです。



◆大会成績◆（審査は3尾以内の重量、単位g）　(敬称略）
1位　古宮正勝（マーメイドAC）　 　   698
2位　杉本晋之介（HOOKERS  FC） 　682
3位　浅野法子（ファミリー会員）　　  591　　　    　　    
4位　下留憲政（サポート会員）　     588
5位　笹尾荘吾（HOOKERS  FC）　　   521
6位　浅野和也(OSフィッシングT）　    469
7位　久保武士(サポート会員）　　　　 395　　　　
8位　浅野俊吾（ファミリー会員）         275
9位　亀岡昇（サポート会員）               229
10位　平澤貞三（サポート会員） 　　　223

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