沖釣りもIGFAルールで」という故服部善郎名人（JGFA名誉会員）の呼びかけで始まったJGFA沖釣りサーキット。今年もその「第3戦カワハギ大会」が2019年11月17日、神奈川県小網代・丸十丸で開催され、17人が参加しました　この大会では、資源保全のためにバッグリミットを採用、バッグリミット以上釣れた分や小型はすべてリリースしています。

★一番下に今までの大会で釣れたカワハギのサイズ表があります。このところ、平均サイズが小さくなっているのがわかります。とくに今回の大会に限らず、今シーズンのこの海域では釣れる数、サイズともたいへんよくないと心配する声が聴かれました。真剣にバッグリミットを考える必要があるのではないでしょうか。

【ご協賛】(五十音順・敬称略）
ご協賛まことにありがとうございました！
アルファタックル、グローブライド(株)、(株）上州屋、(株）シマノ、スポーツニッポン新聞東京本社、(株）タックルベリー、（株）つり情報社、（公財）日本釣振興会、マルキユー(株）、丸十丸、(株)モーリス
 　　　
【大会要項】
▼開催日　  　 2019年11月17日(日)　　受付開始7:00、出船7：30、沖上がり13：00
▼場所      　　神奈川県小網代「丸十丸」
▼審　査　　   18cm以上のカワハギ3尾までの総重量。
▼ルール　  　IGFAオールタックルルールに準ずる。 （ハリ数は2本まで）　
▼その他　   　バッグリミットは18cm以上、20尾まで。
▼参加人数　 17人

【当日の概況】
スタート直後は天候は減れ、その後やや北風がありましたが、微妙なアタリをとるこの釣りにはさほど影響なく、条件としてはまあまあでした。まずは小網代港を出たところの水深20ｍから35m前後の根ぎわを攻めていきます。アタリはあるのですがなかなかハリガカリさせることが難しい、この釣り独特の状況で、なかなか釣果に結びつきません。その中で右舷トモから2番目の小宮美祐加さんがたて続けに検量サイズのカワハギをゲットしました。底からちょっと上げたところを静かに誘いながら釣っているとのこと。しかし、釣れるカワハギは少なく、そのたびに船長は潮周りを繰り返し、なんとか釣らせようと頑張ってくれました。

午後に入っても厳しい状況は変わらず、釣れても検量サイズの18cmを超えない人が多く、残念がっていました。
この結果、一番釣った人で4尾程度。規定の3尾を検量に持ち込めたのは17人中わずか2人、18cm以上の検量対象が釣れたのは17人中9人とたいへん厳しい釣りとなりました。
帰港後は早速、検量。この結果、3尾をそろえた小宮美祐加さんが総重量484gで優勝となりました。2位は2尾の総重量482gだった岸上和典さん、3位は3尾の総重量456gで筒井政和さんでした。
検量後は丸十丸さんの3階広間をお借りしてなごやかな表彰パーティー。釣果は厳しかったですが和気藹々のうちに大会は無事終了となりました。(写真・伊達志織さん、若林務）

◆大会成績◆（審査は3尾以内の重量、単位g）　(敬称略）
1位　小宮美祐加（マーメイドAC）　 　　　　   484
2位　岸上和典（クラブゴールデンドリーム） 　  482
3位　筒井政和（サポート会員）　　　    　　    456
4位　小島久仁人（サポート会員）　     　         432
5位　高山浩一（マーメイドAC）　　                 392
6位　亀岡昇(サポート会員）　　　　　　　　    372
7位　平澤貞三(サポート会員）　　　　　　　　 230
8位　若林 務 （レッドヘッダーズ）                     166
9位　古宮正勝 （マーメイドAC）                        124

 ----------------------------------------------------------　　
　★お問い合わせは
　JGFA事務局  　TEL=03-6280-3950  FAX＝03(6280)3952
 　Ｅメールはこちら　japan@jgfa.or.jp