5/29 「JGFAジュニア&ファミリー釣り教室 in 庄三郎丸」結果レポート
【開催の目的】
JGFAでは「ジュニアアングラー育成プログラム」の一環として釣り教室を開催しています。
子供たちに早い時期から、自然環境や魚の大切さ、釣りの楽しさ、ルールやマナーの必要性などを肌で感じ取ってもらい、次代を担うすばらしいアングラーに成長してもらうことを期待してこの釣り教室を開いています。ファミリーで一緒に楽しむことが、さらに家族の絆を深めます。
●日 時:2016年05月29日(日)6:00〜14:00
●場 所:「庄三郎丸」(神奈川県平塚市)
●主 催:NPO法人 ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)
●後 援:(公財)日本釣振興会、 日本釣りジャーナリスト協議会
●協 力:庄三郎丸
●協賛(順不同):ウォーターランド、㈱エイテック、(株)オーナーばり、(株)カツイチ、(株)ささめ針、(株)シマノ、(株)上州屋、(株)タックルベリー、(株)ツネミ、(株)つり情報社、(株)デュエル、(株)マルキュー、(株)モーリス
●受講者:
JGFA:ジュニア(16才以下)12名、保護者含め25名
●インストラクター:6名(取材のスポニチ・林さんにもご指導いただきました。)
【当日の概況】
当日は非常によいナギに恵まれ、子供たちを含めた釣り教室にはうってつけの天気となりました。対象魚はマアジ、サバを主体とした五目釣りです。釣り方は、ライト・ウイリーでコマセカゴの重さは60号。IGFAルールのえさ釣りのルールに従って、手巻きリールとし、クッションゴムなし、仕掛けは2本バリで行いました。
【バッグリミットの採用】
JGFAでは、釣りの将来を考え、「バッグリミット(釣果の持ち帰り尾数、サイズの制限)」を奨励しています。
今回は、アジ、サバ20尾、その他の魚を含め、30尾までとして行いました。
【IGFAルールの採用】
今回使用した釣りのルールは、世界共通の釣りのルールであり、公式な世界(日本)記録を認定する基準となっている「IGFAルール」。このルールの原則は「漁」ではない、「アマチュアのあるべき釣りの姿」を示しています。そして、資源に配慮し多獲を避けるルールとなっています。たとえば、えさつりに使えるフックはシングルフック2本までと決められています。また、魚に対しても、釣人同士であってもフェアに釣りをすることを求めたルールです。
IGFAルール
「当日の概況】
釣り場に船が着くと、船長さんより魚のいる深さや、狙うタナなどが具体的に告げられ、釣り開始です。インストラクターからロッドの持ち方、リールの扱い方、エサの付け方やコマセの詰め方、仕掛けの投入順序、タナの取り方、コマセの振り出し方、あたりからアワセといった基本から教えてもらいます。特に重要なのは、餌のつけ方と、仕掛けを絡ませない仕掛けの投入方法とその順序です。このあたりをしっかり押さえてタナがあえばお目当てのアジが釣れることになります。その手順を繰り返しやることで体に覚えこませることができればまず目的の半分は達成です。
★平塚港にほど近い水深20〜30mの底、また、水深90mの中層60m前後を探って、全員、マアジ、サバ、ウルメイワシ主体に釣れ、楽しい釣り教室となりました。水深20mでもびっくりするほど大きなマアジ、サバが釣れました。
【ジャンケン大会】
★帰港後はJGFA釣り教室おなじみのジャンケン大会で大いに盛り上がりました。賞品をご提供いただきましたご協賛メーカーの皆様に厚く御礼申し上げます。
いろいろと便宜を図っていただいた「庄三郎丸」さんに、また、当釣り教室にご協賛いただいた釣具メーカーさん、ボランティアで指導していただいたインストラクターの皆さんはじめご関係の方々に改めて深く御礼申し上げます。
★写真撮影(敬称略):林悠二(スポーツニッポン)、久保田英(JGFA評議員)
庄三郎丸さんのご配慮で大型船を使って釣りができました。
鈴木敦史さん親子の長男の悠生君(10才)が船中第1号をゲット!
お父さんの杉山守さんも春ちゃん(9才)がどんどん釣るのでこの笑顔
木村知夏ちゃん(9才)の巻上げシーン。沖釣りの大ベテラン、スポニチ・林さん(赤い帽子)のアドバイスで初めてとは思えないほどきまってます。子どもにはたいへんきつい60号のコマセビシを手巻きで巻き上げているんですよ!
きちんと釣り方を覚えたおかげでお父さんの木村岳さんより釣れた知夏ちゃん
大きなアジを一番最初に釣った萩原智樹くん(8才)。お父さんの浩樹さんも大喜び。
インストラクターの面々。左から岸上和典、久保田英、若林務、猶原正和、宮井敏晴の各氏(敬称略)
帰港後、ジュニア釣り教室恒例のジャンケン大会、釣りのあとでもう一度テンションがあがりました。
全員が釣れて楽しい釣り教室になりました。次回はどんな釣りものでやりましょうか。皆さんぜひご参加を!