第44回JIBTは、総釣果37尾のカジキ。ケンマツウラ(B)エムエムが逆転優勝!
【第44回JIBTダイジェストムービー】
https://jibt.jp/
3年ぶりの開催となりました第44回JIBTは、風の予報が微妙に変わり、7/22(金)の大会1日目はたいへんよいコンディションで
開催でき、その釣果は素晴らしいものとなりました。しかし、2日目は南西の風が非常に強く、安全を最優先し、中止とさせていただきました。
7/24(日)3日目は、一転ナギに恵まれ、1日目に匹敵する釣果を得ることができました。
その釣果ですが、1日目が20尾、最終日の3日目が17尾、計37尾となりました。
このような素晴らしい釣果を得られましたことは下田の海と、カジキと、地元下田市はじめ、ご関係の皆様に心から感謝申し上げます。
開催日程:2022年7月21〜24日(木〜日・21日はウエルカムパーティー、大会2日目の7/23は悪天候で中止)
1日目(7/22)
スタートフィッシングは7:30。午前中は雨が降ったものの、その後は安定し、水温も26℃とクロカジキに最適な水温でした。
最初のヒットは8:05に寄せられ、ファーストマーリンは2番目にヒットコールを入れたマーベリックが8:45に達成しました。
その後も絶え間なくヒットコールが続き、その結果、大会初日はストライク数50を記録しました。
次々と釣果が続く中で、ブルファイターはタグ&リリース(以下、T&R)3尾(内訳:クロカジキ2、マカジキ1)を記録して、合計465ポイントで暫定1位に躍り出ました。
暫定2位はクロカジキ2尾のT&Rを決めたケンマツウラ(B)エムエムの390ポイント、暫定3位はクロカジキ185.5kgをランディングしたWOLFがその日の最大魚ポイントを加えて235.5ポイントを挙げ続きました。
2日目(7/23)
南西強風のため、安全に配慮し、やむなく中止とさせていただきました。
3日目(7/24)
前日の強風も収まり、7:05にスタートできました。
ストップフィッシングは14:00、検量締め切りを16:00と、こちらは予定通りにタイムスケジュールどおり行いました。
エリア北側の神子元島周辺は水温が21℃台に低下したため、大会エリアの南方面に向かうボートが多かったようです。
それでもスタートフィッシング後40分、7:45にONE SCENE からこの日最初のヒットコールが届きました。それからは1日目に負けないほどのヒットコールが続きました。
1日目にクロカジキ2尾のT&Rを決めたケンマツウラ(B)エムエムはこの日も絶好調で、1日目同様、50ポンドラインでクロカジキ2尾のT&Rを追加し、合計780ポイントとなり首位に躍り出ました。
その後もヒットコールが続くなか、ケンマツウラ(B)エムエムを上回るポイントを挙げるボートもなく、初日暫定トップのブルファイターもこの日は釣果を得られず、ポイントの積み増しができなかったことから
第44回JIBTはケンマツウラ(B)エムエムの優勝で幕を閉じました。
今回も2019年の第41回大会同様、下田港の一画をお借りし野外にて表彰パーティーを行いました。
選手550名、関係者の皆さん150名、合計700名を越えるパーティーとなり、大いに盛り上がりました。
この3日間、無事に開催でき、すばらしい釣果に恵まれたことをカジキにはもちろんのこと、スポンサーの皆様はじめ参加者ならびに多くの関係者の皆さんに心から感謝申しあげます。
★最大魚賞(西川龍三賞)は、クロカジキ185.5kgでWOLFの阪本健吾さんが獲得しました。
★参加チーム:94チーム(別途7チームキャンセルあり) 選手数:550人
★ストライク数:82 (カジキのみ)
★今大会釣果総尾数:37尾(クロカジキ36、マカジキ1) タグ&リリース:28尾(クロカジキ27、マカジキ1) キャッチ:9尾(すべてクロカジキ)
主催: NPO 法人 ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA )
後援: 農林水産省、静岡県、下田市、下田海上保安部、静岡県漁業協同組合連合会 ほか
協賛: 伊豆漁業協同組合、にいじま漁業協同組合、神津島漁業協同組合
協力: (株)ジー・エス・ティー、シダックス(株)、伊豆急行(株)、スキャリティ・ジャパン(株)、バゲーラスポーツ(株)、下田ボートサービス、まちおこしカジキサポートクラブ、マリンフェスタ下田実行委員会ほか
【特別協賛】 ご協賛ありがとうございました。
(株)ケン・マツウラ リールジャパン、関根床用鋼板 (株)、日本セーフティー (株)
古野電気 (株)、 (株)バリバス、メルセデス・ベンツ日本 (株)、 (株)安田造船所
ヤマハ発動機 (株) (社名50音順)
2022.7.24
●開催期間:2022.7.22〜24 ●出場チーム:94チーム
●選手数:550名 ●出場艇: 94 艇(オーナーボート: 84 、チャーターボート: 10 )
●大会期間のカジキデータ
月/日 | ストライク数 | タグ&リリース(尾) | キャッチ(尾) | 合計 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
マカジキ | クロカジキ | シロカジキ | マカジキ | クロカジキ | シロカジキ | |||
7/22 | 50 | 1 | 13 | 0 | 6 | 20 | ||
7/23 | 中止 | |||||||
7/24 | 32 | 0 | 14 | 0 | 3 | 17 | ||
合計 | 82 | 1 | 27 | 9 | 37 |
●【団体総合】 (表彰3位まで) T&R:タグ&リリース
順位 | チーム No. |
チーム名 | 合計 ポイント |
備考(日時・魚種・ライン・重量ほか) |
---|---|---|---|---|
1位 | 78 | ケン・マツウラ(B) エムエム | 780 | クロカジキ 50lbライン T&R×4 |
2位 | 34 | Bull Fighter | 465 | クロカジキ×2、マカジキ×1 50lbライン すべてT&R |
3位 | 7 | ブルーウォーター | 417 | クロカジキ 30lbライン 183.5kg(7/24最大魚) |
●【個人総合】 (表彰3位まで) T&R:タグ&リリース
順位 | チームNo. | アングラー名 | チーム名 | ポイント | 備考(日時・魚種・ライン・重量ほか) |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 78 | 磯貝 哲 | ケン・マツウラ(B) エムエム | 780 | クロカジキ 50lbライン T&R×4 |
2位 | 34 | 杉山 和由 | Bull Fighter | 465 | クロカジキ×2、マカジキ×1 50lbライン すべてT&R |
3位 | 7 | 佐々木 周平 | ブルーウォーター | 417 | クロカジキ 30lbライン 183.5kg(7/24最大魚) |
●【西川龍三賞(最大魚賞)】 (表彰1位のみ・個人)
順位 | チームNo. | アングラー名 | チーム名 | 重量 | 備考(日時・魚種・ライン・重量ほか) |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 48 | 阪本 健吾 | WOLF | 185.5kg | 1日目(7/22) クロカジキ 80lbライン |
●【チャーターボートキャプテン賞】 表彰1位のみ・1艇
順位 | 船名 | 船長名 | ポイント | 乗船チーム名 | 備考(日時・魚種・ライン・重量ほか) |
---|---|---|---|---|---|
1位 | 静栄丸 | 土屋 法久 | 390 | マーメイドAC (A) | 3日目 クロカジキ 50lbライン T&R×2 |
●【ベストセーフティー賞(下田海上保安部長賞)】 表彰1位のみ・1艇
チームNo. | チーム名 | キャプテン名 | 備考 |
---|---|---|---|
101 | すさき丸 | 田中 舟一 | 2日目、サップで流されていた人を救助 |
【第44回JIBT最終順位(全成績・失格を除く)】
(※同ポイントの場合は、大会ルールにより達成した時刻の早い方を優位とします。)
|
★海域内のカジキマークは、キャッチ、またはT&Rされた位置。 ●マークはバラシた位置です。同じ緯度経度のものは、1尾しか表示されていません。
【スタートフィッシング】3年ぶりのJIBTがスタートしました!
【チーム優勝】初日と最終日にクロカジキを2本ずつ、50ポンドラインでT&Rして優勝したケンマツウラ(B)エムエムの皆さん
【チーム2位】初日に2尾のクロカジキとマカジキ1尾を50ポンドラインでT&Rして2位となったブルファイターの皆さん。
【チーム3位】最終日にクロカジキ183.5kgを30ポンドラインでキャッチして3位に入ったブルーウォーターの皆さん。
【最大魚】初日にクロカジキ185.5kgを釣ったウルフの阪本健吾さんとチームの皆さん。ラインは、80ポンドでした
【チャーターボートキャプテン賞】マーメイドC(A)チームのアングラー・高山浩一さんが50ポンドラインで2尾のクロカジキをT&Rし、チャーターボートキャプテン賞を静栄丸・土屋法久船長にもたらしました
【タグ&リリース】今回も多くのカジキがタグ&リリースされました。カジキの背中にタグが付いています(写真提供:DAIWA 金子新さんが30ポンドラインで釣った推定100kgのクロカジキ)
【タックルチェック】カジキを釣ったチームは全チームこうしてタックルチェックを受けます。その後、審査がすべてOKとなると写真撮影に入ります
【ベストセーフティ賞】2日目、大会は休風のため中止されましたが、サップで流されていた人を救助した「すさき丸」田中舟一船長に贈られました
【個人総合】個人総合1位は、チーム優勝したケンマツウラ(B)エムエムのアングラー・磯貝哲さんが受賞しました。個人総合2位、3位もチーム2位、3位のアングラーがそれぞれ受賞しました
【団体総合第3位】最終日に30ポンドラインでクロカジキ183.5kgをキャッチしたブルーウォーターの皆さん
【団体総合第2位】1日目にクロカジキ2尾、マカジキ1尾をT&Rし、トップに立ったブルファイターの皆さん。あともう少しで優勝でしたが…
【団体総合優勝・農林水産大臣賞】1日目に2尾、最終日にも2尾のクロカジキを50ポンドラインでT&Rし、素晴らしい成績で優勝したケンマツウラ(B)エムエムの皆さん。おめでとうございます!