オーストラリア発・アマチュアアングラーの行動規範(抜粋)
オーストラリア発
アマチュアアングラーの行動規範(抜粋)
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アマチュアアングラーの行動規範(抜粋)
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アマチュア・アングラーの行動規範(抜粋) (2.5MB)
これはオーストラリアで発行されている「釣り人に向けた釣りの基本ルールと考え方」のガイドブックです。
同様に釣りのルールがしっかりしたアメリカでも各州でこのようなガイドブックが発行されていますが、
いずれも基本に据えられているのはアマチュアの釣り人としての倫理規範と、自分以外の釣り人や釣りの相手となる魚や環境に配慮した姿勢を持つことが釣りを末永く楽しむことにつながるという、コンセプト。
いいですねえ。日本の釣りにもこれは必要なものでしょう。
日本でも内水面の漁協では「遊漁規則」などで、釣法やバッグリミットを定めているものはありますが、
釣り人のあるべき姿勢をその根本に据えたものは見たことがありません。
また、このガイド内容は状況に応じて変わる、
つまり、魚の資源状況が変わったりすればバッグリミットの内容も釣り人の持つべき姿勢も変わってくることを示唆しています。
固定をよしとせず、その時点でベストと考えられる判断を行う柔軟性が組み込まれているのです。
では、読んでみてください。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
はじめに
この「基本文書」は、生きものと考えてください。趣味の釣りに関して新しい情報や科学的知見が得られるようになったら、この内容は必要に応じて見直し、改訂されます。
当文書は、あらゆる形の釣りに関し「現段階で最高と思われる方法論」を紹介するものです。
ゲームフィッシュをねらう釣りや水中銃を使った捕獲など、魚を対象とするアマチュアの行為は専門的に分化していますが、それぞれの領域において倫理規範が確立されています。
この基本文書が取りあげるテーマや方法論は、すべての釣り人に届けるため、パートナーやコミュニケーション戦略を通じて修正、単純化、個別化、伝達などが可能なようにデザインされています。
目的
釣りに際し、各人が責任ある判断を行うことのできる知識・情報を提供します。
範囲
この基本文書は、淡水、汽水、海水域で行われるアマチュアの釣り全般に適用されます。
テーマ
この基本文書、および派生するコミュニケーション内容は、「敬意」「責任」および「持続可能性」を軸とし、以下の4テーマに反映されます。
頭文字を集めると 「FISH」 になります。
○Fishing--釣りの行為
○Interaction--他人との関係
○Stewardship--守り手の役割
○Habitat--魚の生息環境保全
同様に釣りのルールがしっかりしたアメリカでも各州でこのようなガイドブックが発行されていますが、
いずれも基本に据えられているのはアマチュアの釣り人としての倫理規範と、自分以外の釣り人や釣りの相手となる魚や環境に配慮した姿勢を持つことが釣りを末永く楽しむことにつながるという、コンセプト。
いいですねえ。日本の釣りにもこれは必要なものでしょう。
日本でも内水面の漁協では「遊漁規則」などで、釣法やバッグリミットを定めているものはありますが、
釣り人のあるべき姿勢をその根本に据えたものは見たことがありません。
また、このガイド内容は状況に応じて変わる、
つまり、魚の資源状況が変わったりすればバッグリミットの内容も釣り人の持つべき姿勢も変わってくることを示唆しています。
固定をよしとせず、その時点でベストと考えられる判断を行う柔軟性が組み込まれているのです。
では、読んでみてください。
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はじめに
この「基本文書」は、生きものと考えてください。趣味の釣りに関して新しい情報や科学的知見が得られるようになったら、この内容は必要に応じて見直し、改訂されます。
当文書は、あらゆる形の釣りに関し「現段階で最高と思われる方法論」を紹介するものです。
ゲームフィッシュをねらう釣りや水中銃を使った捕獲など、魚を対象とするアマチュアの行為は専門的に分化していますが、それぞれの領域において倫理規範が確立されています。
この基本文書が取りあげるテーマや方法論は、すべての釣り人に届けるため、パートナーやコミュニケーション戦略を通じて修正、単純化、個別化、伝達などが可能なようにデザインされています。
目的
釣りに際し、各人が責任ある判断を行うことのできる知識・情報を提供します。
範囲
この基本文書は、淡水、汽水、海水域で行われるアマチュアの釣り全般に適用されます。
テーマ
この基本文書、および派生するコミュニケーション内容は、「敬意」「責任」および「持続可能性」を軸とし、以下の4テーマに反映されます。
頭文字を集めると 「FISH」 になります。
○Fishing--釣りの行為
○Interaction--他人との関係
○Stewardship--守り手の役割
○Habitat--魚の生息環境保全
※当記事は「JGFAイヤーブック・2019年版 p-174~177に掲載されたものです。)
これは米国・フロリダ南部のボート乗り場にあった、スヌークという日本のスズキに似た魚の「スロットリミット」を示す看板です。この魚の持ち帰り可能サイズは、2006年7月13日より、1インチ動かされ、26~34インチ(65~85cm)から27~34インチ(67.5~85cm)になりました。「スロットリミット」はじめ、詳細はPDFの記事の最後に説明があります。ぜひご覧ください。