村田 基さんのトラウトセミナーが開催されました。

12月1日（日）、福島県白河市にある「那須白河フォレストスプリングス」において2回目となる「村田 基のトラウトセミナー」が参加18名で開催されました。昨年はJGFA40周年記念イベントの一つとして晩秋となった11月4日に開催しましたが、今年はレギュラーイベントとして師走に入った初日・・ということで、季節は初冬！　
朝7時。受付が開始された頃の気温は1℃！　セミナーを行うエリアは入口ゲートから最も近いサードポンド。そのポンドに設置されたウッドステージがセミナーのベースとなりますが、霜で真っ白！　ポンドの周りには3ｃｍほどの霜柱も・・・。村田 基さんも参加者の皆さんも防寒着に身を包んで、ウッドステージに全員集合。村田さんの元気なご挨拶でセミナーがスタートしました。　
このセミナーは、今まで自己流で釣りを楽しんでいたものの、もう一段 ステップアップしたい方や、釣りのエキスパートから、タックルの使い方をあらためて教えてほしいと思っていた方、釣果は二の次・・だけどもう少し釣りが上手になりたいなあと思っている方、そして何よりも村田 基さんの大ファンの方々などが集まりましたが、その方々を前に、トラウトフィッシングの楽しみ方、タックルの扱い方、ルアーセレクトの意味、ベーシックなキャスティングスタイルの紹介、キャストするルアー・・・はじめは大きめ、徐々に小さくする・・その理由、そしてリーリングのスピードについてなどなど、微に入り細に入り説明すること約30分。　太陽が昇り 徐々に温かくなって、ウッドステージの霜も解けはじめる頃、村田さんから「それでは少し広がって、好きな場所で今までの私の説明を思い出しながら、これから実際にルアーをキャストしてトラウトに挑戦してみましょう。見て回って、ダメならダメ！って言うからね(笑い)」と、フリーキャストのスタートです。　早速 思い思いのルアーを付けてキャストしてはリーリング。　と・・第1投で良型のレインボーをヒットさせロッドを曲げているのが合図のように、あちらこちらでヒットしています。それを見ながら、村田さんからは「ロッドの位置を気を付けて・・・」とか、「慌てない・・慌てない・・、無理しないで相手のヒキに合わせて、リールはもっとゆっくり巻いて・・」、と、アドバイスがをしているうちに、徐々にヒットが少なくなります。「今日は天気も良くて、人も多く入っているから魚もプレッシャーを感じて、これから渋くなるよ。そろそろモーニングサービスのヒットも終わりかも・・・」という状況に。その様子を見た村田さんは参加者の間を歩きながら、「もう少しルアーを小さくしてみよう・・」、「流れ込みがあるあの場所に移ってごらん？」、「今までよりもっとゆっくり・・ゆっくりリールを巻いて・・」、「そうそう、そのくらいのスピードで、あっ ちょっと早いかな・・・」とアドバイスを送り、ヒットさせようと一生懸命です。
こうして朝7時にスタートしたセミナーもいよいよ大詰め。11時半にストップフィッシングとなりました。　タックルを片付けて全員 隣接するレストラン「FS CAFE」に移動して、村田さんを囲んでランチタイムです。　あらためて村田さんから今日のセミナーの感想やら、貴重なアドバイス、そして面白ろおかしい経験談なども聞いて、楽しいランチとなりました。　食後はポンド脇のウッドステージに集まって全員で記念写真。たった半日でしたが、天候にも恵まれて、充実したセミナーとなりました。